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2020/11/23 16:48


冬の暮らし展

2020.11.13-11.29

展示も折り返し。

今回ご参加いただいた作り手の方をご紹介しますね。

茨城県笠間市で活動されている鯨井円美さん。

美しいフォルムに柔らかい色合いの釉薬をのせて。
食卓にほっとするような温かい空気を運んでくれます。

鯨井さんのつくる器は

手に取ると、しっとり優しく、

肌に沿うような感覚が心地よさをかんじます。

 

柔らかな美しいフォルムに釉薬による色の濃淡がじんわりと色合いが重なることで、独特のやわらかな雰囲気。

今回の展示でも引き寄せられるように

手に取ってくださる方が多くいらっしゃいました。

 

眺めても使ってもほっとするような優しい気持ちになります。 .




羊毛の個性と向き合い、その特徴を活かしたものづくりをされるwoom 鈴木三枝子さん。

ホームスパン。
知ってる方も多いかもしれませんが家(home)で紡ぐ(spun)という言葉の通り、

羊毛農家が羊の毛を自家用に紡ぎ、織ったのが始まりです。

一つのカタチとして仕上がるまでには本当にさまざまな工程があって洗毛して、糸を紡いで、手織りする。
その後も縮絨仕上げをしてアイロンで整える。
その途中では染めが入ったり。

言葉でいうのは簡単だけど、実際は想像よりもっともっと大変なこと。

全部の工程を鈴木さんおひとりで
手作業でやられていて最後まで仕上げる道のりを想うと胸がぎゅっとなります。

同じ織でも縦糸や横糸につかっている種類で雰囲気や手触りが違った表情がうまれます。

仕上がったマフラーは空気を含んだようにふっくらしていて柔らかく、なによりあったかいです。

北国の冬の寒さは厳しいものですがこのマフラーのあたたかさに何度も助けられました。


今回はスヌードタイプのものもはじめてのご紹介。

ねじりを加えたデザインで被るだけで自然なボリュームで可愛く見せてくれます。


是非、実際のモノを触れてみてください。
きっとホームスパンの魅力を肌で感じていただけると思います。

 



『handmade candle lifart...』

長野県在住のキャンドル作家 

西牧隆行さんがつくるキャンドル。


今年もクリスマスの時期に届く限定のキャンドルが届いてます。


ふわっと広がる甘さの中に

スパイスがきいて

大人っぽいような冬の特別な時間に

似合う香りです。


今年の香りもとても好評で、完売しておりましたが追加分も沢山届いてます。

そしてもうひとつ定番のキャンドルに加わった「bark」

 “灯り”と“素材”ただこれだけを愉しむ為のキャンドルにする為に、

色や香りといった余計な要素は省き、シンプルな円筒形に仕立てた

キャンドルに一点ずつ手作業で削りを入れています。


そこにあるのは、素材そのままの色と、

その素材が放つ灯りだけ。


灯りを愉しむ事を追求しながら模索して完成したbark.

ゆっくりと外側の周りを残して灯りが沈んでいくと

樹皮のような表情が淡いオレンジの光にゆられて浮かび上がります。


溶けていくたびに変わるキャンドルの造形も

おなじものはひとつもなくて面白くて、美しいな。


皆さんの日々の暮らしに

寄り添う存在に

なっていただけたらとてもうれしいです


Lale カギヤママリ

福岡のマンションの一室の工房で

日々のお菓子を作ってらっしゃるラクレさん。

なにが、どうして、こんなにおいしいんだろ。

食べたあとのお口が、ずっと美味しいって

いってる。


今回、二回に分けて届けていただいたお菓子は

全て完売となりました。

おいしかったとのお声も沢山いただき、うれしかったです。

またいつかご紹介できたらと思っております。




自然の流れで白樺に出会い

そこから白樺のもつあたたかさと素朴さをいかしたものづくりをされているninon こいずみあやさん。


作品はすべてハンドカットでつくってらっしゃるので同じものはひとつもありません。

 

今回の「冬の暮らし展」ではお店からこいずみさんに、ヒンメリのカタチをリクエストさせていただきました。
出来上がった作品は
白樺の素朴な温かさと祈りのような光をまとった小さなカタチ。
お守りみたいにそばにいて、優しく包んでくれる存在です

 

ninonさんの作品は一つずつに物語があってそれに合わせた名前がついていたり、

パッケージを合わせてみたり、ちいさなこだわりが散りばめられています。

届くたびに新しいカタチが生まれていて
いつもすごいなぁって。

新しいモノを作り続けるのは
きっと想像以上にたいへんな事だと思うけれど

あたまのなかにイメージしている
色やカタチ。

それをきっとこいずみさん自身が
わくわくして、たのしんで
製作されてるのがひとつひとつから感じます。

どうぞ手に取って触れてみてください。
帽子やコート、胸元に。
冬の装いがきっともっと
素敵に楽しくさせてくれると思います。



白く小さな花々が愛らしいtoitoiの陶土ブローチ。

花びら1つひとつまで細やかに表現されたカタチはすべて手作業で丁寧に生みだされたもの。
儚いぐらいに繊細で優しい。
柔らかな白の花々は、身につけるたびに心まで温かくしてくれそうです。

ご紹介のブローチは全て完売いたしました。

それぞれのかたのもとで
これから小さく存在してくれることを想像しながら
今回ご紹介させていただけたことを
とても嬉しく思います。


今回の展示を最後に制作の方は少しお休みされるとのこと。

またいつかご紹介できる日まで、わたしも楽しみに待ちたいと思います。



 


フラワーアーティスト 増田由希子さん

草花の表情を生かしながら
増田さんの感性でカタチになっていく姿。


日々お花や自然と向き合う中で
見たり感じたすべての要素が
作品の一部としてかたちになるのだなぁとかんじます。


今年のリースやスワッグにはちいさなベルが付いていて

眺めていると優しい気持になれます。


すこしずつ褪色していくその様子も
冬の間ゆっくりとお楽しみいただければと思います。




はじめてのご紹介となります

etelä(エテラ)
フィンランドの伝統工芸ヒンメリを繊細な信州産の麦を使い製作するeteläさん。
ヒンメリが暮らしに寄り添い、温かな空間になりますように……との想いを込め、一つひとつ制作しています。

ヒンメリとドライフラワーと合わせたオリジナルの作品は

同じものがひとつとない様々な組み合わせでいろいろな表情をみせてくれます。

朝のやわらかな光にゆらゆらと揺れる様子や夜の灯りに影を落とす姿。

いろいろな表情で暮らしに寄り添う存在に。

これからむかえる長い冬の時間もあたたかな存在が傍にいてくれるだけで

こころ豊かに過ごせるなって。小さなことだけどそう思えるのはとても心強い。

風が通るたびくるくると揺れるヒンメリを見上げながら、思いました。




会期は29日(日)までとなっております。

少なくなってきたものもございますが

まだまだご覧いただけますので、今日もキャンドルを灯しておまちしております